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WordPressが重いとき、プラグインを足す前に見る場所

高速化プラグインを入れる前に確認しておく箇所があります。原因がサーバー側にある場合、プラグインを増やしても解決しないうえ管理が複雑になります。

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WordPressが重い」で検索すると、高速化プラグインの記事が並びます。

ただ、原因がサーバー側の設定にある場合、プラグインを足しても改善しません。動かない対策が1つ増えて、管理する対象も1つ増えるという結果になります。

順番があります。

まず、どこが遅いのかを分ける

「重い」には少なくとも3つの意味があります。混ざったまま対策すると外します。

表示が遅い。 読者が待たされる。これがいちばん影響が大きい。

管理画面が遅い。 書く側だけが困る。読者には関係がない。

特定のページだけ遅い。 画像の多いページ、検索結果ページなど。

このうち、読者の離脱と検索評価に効くのは1つ目です。管理画面だけが遅いなら、優先度は下がります。自分が困っている場所と、直すべき場所は違うことがあります。

画像を疑う(たいていここ)

表示が遅い原因として最も多いのが画像です。設定を触る前に、まずここを確認してください。

記事に貼った画像が、撮影したままの大きさで載っていないか。スマートフォンで撮った写真は、そのままだと数MBあります。表示される幅は600〜800px程度なのに、3000px以上の画像を送っていることがあります。

やることは2つです。アップロード前に幅1200px程度に縮小する。 そして WebP などの軽い形式に変換する。

これだけで、他の対策が要らなくなる場合があります。実際、私がサイトの表示速度で相談を受けたとき、原因の半分以上は画像でした。

PHPのバージョンを確認する

サーバーの管理画面で確認できます。古いバージョンのまま動いていることがあります。

新しいバージョンのほうが処理は速く、セキュリティ更新も続いています。ただし古いテーマやプラグインが対応していないと、切り替えた瞬間にサイトが真っ白になることがあります。

切り替える前に、バックアップを取ってください。戻せる状態を作ってから触る。これは順番を間違えると被害が大きい部分です。

ConoHa WINGエックスサーバーでは、管理画面から数クリックで切り替えられます。切り替え後は、記事の表示・投稿画面・問い合わせフォームを一通り開いて確認します。

サーバー側のキャッシュ設定

多くのレンタルサーバーが、独自のキャッシュ機能を持っています。プラグインを入れなくても、管理画面のスイッチで有効にできます。

プラグインのキャッシュと二重にかけると、かえって不具合が出ることがあります。更新したのに古い内容が表示され続ける、といった症状です。

どちらか一方にしてください。サーバー側で足りるなら、プラグインは要りません。管理する対象が1つ減ります。

有効にした直後は、記事を1本更新してみて、変更がすぐ反映されるかを確認します。反映されないなら、キャッシュの消去手順を先に把握しておく。

プラグインの数を数える

30個を超えているなら、そこが原因の可能性があります。

使っていないプラグインは無効化ではなく削除してください。無効でも、ファイルは残り、更新の管理対象として残り続けます。

判断のしかたは単純です。そのプラグインが何をしているか説明できないなら、要らない可能性が高い。 入れた理由を忘れているものは、たいてい機能も使っていません。

削除する前にバックアップを取ること。稀に、他のプラグインが依存していることがあります。

テーマを疑うのは最後

多機能なテーマは、使っていない機能のぶんも読み込むことがあります。ただ、テーマの変更は影響範囲が最も大きい。デザインが崩れ、設定をやり直すことになります。

上の4つを試して改善しないときに、初めて検討してください。順番を守るほうが、結果的に速く終わります。

サーバーを変えるべき場合

ここまでやっても遅い場合、サーバー側の性能が頭打ちのことがあります。

判断の材料になるのは、時間帯によって遅くなるかです。アクセスが増える時間帯だけ遅い、あるいは同居している他サイトの影響を受けている場合、自分の設定では限界があります。

ただし移転は手間がかかります。データベースとファイルの移行、DNSの切り替え、動作確認。上の対策を全部やってから判断してください。 移転しても原因が画像だったなら、移転先でも遅いままです。

手を付ける順番

画像を縮小する。PHPのバージョンを確認する。サーバー側のキャッシュを有効にする。使っていないプラグインを削除する。この4つを、この順で。

最初の1つだけで解決することが珍しくありません。プラグインを探す時間を、画像の確認に使ったほうが速いと思います。

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