ブログを長く続ける前提で、ドメインとサーバーを選ぶ
初期費用の安さで選ぶと、数年後に動けなくなります。更新費用、移転のしやすさ、無料ドメイン特典の条件という3点から考え直します。
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「初年度1円」に飛びついて、3年目に更新料を見て驚く。ドメインとサーバーでは、これがよく起きます。
比較記事の多くが初期費用で並べているので、そうなるのも無理はありません。ただ、ブログは数年単位で育てるものなので、見るべき数字が違います。
見るべきは更新費用
ドメインの料金には、取得費用と更新費用があります。この2つが大きく違うことがある。
初年度が数百円でも、2年目以降が3,000円を超えるものは珍しくありません。5年続けると、初年度の安さは誤差になります。
だから比較するなら更新費用です。取得費用は一度きり、更新費用は毎年です。
Cloudflare のように、登録・更新とも原価に近い価格で提供しているレジストラもあります。この場合、更新時に上がる心配がありません。私はこの「値上がりしない」という性質を、初年度の割引より重く見ています。
サーバーの無料ドメイン特典には条件がある
多くのレンタルサーバーが、長期契約と引き換えにドメインを無料で提供しています。魅力的ですが、条件を読んでください。
サーバーを解約すると、特典も終わります。 ドメインを手元に残したい場合、他社に移す手続きが必要になる。移す先で改めて更新費用がかかります。
つまりこの特典は、そのサーバーを使い続ける限り有効なものです。実質的に、サーバーの乗り換えコストを上げる仕組みでもある。
これが悪いという話ではありません。使い続けるつもりなら、素直に得です。ただ「無料でもらえる」と考えて、あとで移転しにくくなることは知っておいたほうがいい。
契約期間をどう決めるか
長期契約ほど月あたりの単価が下がります。36か月契約が最も安い、という設定が一般的です。
判断はシンプルで、続く自信があるかどうかだけです。
続く自信がまだない段階なら、月払いか最短の契約にする。割高ですが、辞めたときの損失が小さい。ブログは半年で辞める人が多いので、この選択は合理的です。
やると決めているなら12か月。36か月は、3年後の自分を信じすぎだと思います。3年の間にサービスの優劣は変わりますし、自分の関心も変わる。
移転のしやすさ
いずれ移すかもしれない、という前提で見ておくと安心です。
確認しておくとよいのは、データを書き出せるか(データベースとファイルを自分の手元に落とせるか)、ドメインを他社に移管できるか(移管ロックの解除手順があるか)、そして解約の手続きです。
解約方法を契約前に調べるのは変に思えますが、これを知っていると判断が軽くなります。出口が見えていると、入るのが楽になる。
主要な選択肢
ConoHa WINGは管理画面が新しく、WordPressの立ち上げや移行の支援が充実しています。キャンペーンの頻度が高いので、急がないなら次の割引を待つ手もあります。
エックスサーバーは運用歴が長く、困ったときに検索して出てくる解説記事の量が最大の資産です。これは軽視できません。トラブルの解決速度がそのまま変わります。
個人ブログの規模なら、どちらでも困りません。容量、転送量、速度のベンチマークは差が出ない領域です。
料金・キャンペーンは頻繁に変わるため、契約前に各公式サイトで最新の条件をご確認ください。
静的サイトという選択肢
WordPressを使わず、静的なファイルとして書き出して配信する方法もあります。ホスティングは無料枠で足りることが多く、ドメイン代だけで運用できます。
表示が速く、壊れにくく、乗っ取られる心配も少ない。ただし記事の投稿に技術的な手順が要ります。ブラウザから記事を書いて公開ボタンを押す、という運用にはなりません。
自分で仕組みを作れる人か、その手順を苦にしない人向けです。合う人には、コストと安定性の両面で有利な選択になります。
ドメイン名の決め方
最後に一つ。ドメイン名は後から変えられません。正確には変えられますが、それまでの検索評価をほぼ失います。
だからテーマを狭く限定しすぎない名前にしておくほうが安全です。書く内容は数年で必ず変わります。特定の商品名や年号を入れると、身動きが取れなくなる。
長さやハイフンの有無は、検索順位にほぼ影響しません。読めて、口で伝えられれば十分です。
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