内部リンクは、記事の下に並べるだけでは足りない
関連記事の自動表示は読まれません。本文中のどこに、どういう文脈で置くかで回遊が変わります。
PR: この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。リンク経由で商品・サービスが購入された場合、運営者が紹介料を受け取ることがあります。順位や評価は紹介料の有無によって操作していません。
記事の一番下に「関連記事」を自動で並べる。多くのサイトがやっていて、私もやっています。
ただ、あれはほとんど読まれません。最後まで読んだ人にしか見えないうえに、その時点で読者の関心は切れているからです。
効くのは本文の中に置くリンクです。
本文中のリンクが効く理由
読者が「もっと知りたい」と思うのは、読んでいる最中です。
説明の途中で「これについては別に書いています」と示されると、その瞬間に興味がある。記事の最後に並んだ一覧より、文脈の中にあるリンクのほうが押される率が高い。
これは検索評価の面でも意味があります。文脈の中にあるリンクは、リンク先が何についての記事かを示す情報を持つからです。
どこに置くか
説明を省略した箇所に置きます。
記事を書いていると、「ここを詳しく書くと本題からずれる」という場面が必ず出ます。以前は無理に説明を詰め込んでいましたが、いまはリンクにします。
事業用の口座を分けておくと、この作業がかなり減ります(理由はこちらに書きました)。
本題を薄めずに、必要な人だけが深掘りできる。記事が短くなって、なおかつ情報量が増えるのがこの形の利点です。
リンクの文言
「こちら」だけのリンクは避けます。何があるか分からないので押されにくく、リンク先の内容も伝わりません。
リンクにする語は、リンク先の記事が何について書いているかを含むものにします。
悪い: 詳しくはこちら よい: 会計ソフトの選び方はここに書きました
ただし、毎回同じ長さの定型句にすると不自然です。文章の流れの中で自然に読める形を優先します。
数の目安
1記事に3〜5本程度が扱いやすい範囲だと思っています。
多すぎると読みにくくなります。1段落ごとにリンクがあると、文章として成立しない。リンクは中断なので、本題の流れを切らない位置に置く。
逆に、1本も内部リンクがない記事は、サイトの中で孤立します。書いた後に「関連する記事はないか」を一度確認する習慣を持つといい。
古い記事から新しい記事へ
見落とされやすいのがこれです。
新しい記事を書いたとき、その記事から古い記事へリンクを張るのは自然にやります。しかし逆方向、古い記事から新しい記事へのリンクは忘れられがちです。
古い記事のほうが評価が溜まっていることが多いので、そこから新記事へリンクを張ると、新記事が見つかりやすくなります。
記事を公開したら、関連する既存記事を2〜3本開いて、リンクを足せる箇所がないか見る。5分で済みます。
自動表示との使い分け
記事下の関連記事表示が無意味というわけではありません。
タグやカテゴリで自動的に出す仕組みは、書き手が気づかない組み合わせを出してくれます。記事が増えるほど、手作業では追いきれません。
だから両方使います。本文中のリンクは意図して置き、記事下は自動に任せる。役割が違います。
リンク切れの確認
記事を消したりURLを変えたりすると、内部リンクが切れます。読者が404に当たると、そこで離脱します。
サイトの規模が小さいうちは手で確認できますが、50本を超えたあたりから難しくなります。リンク切れを検出する仕組みを持っておくと安心です。
ConoHa WINGやエックスサーバーでWordPressを使っているなら、プラグインで検出できます。静的サイトなら、ビルド時に確認する仕組みを組み込めます。
やりすぎると逆効果
内部リンクを増やせば増やすほどいい、というものではありません。
関係の薄い記事に無理やりリンクを張ると、読者は押した先で「求めていたものと違う」と感じます。一度そうなると、次のリンクも押されなくなる。
押した先で満足するリンクだけを置く。 これが結局いちばん効きます。数の問題ではありません。
成果は個人の状況・テーマにより大きく異なります。本記事は進め方の整理であり、特定の結果を保証するものではありません。
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