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ブログのアイキャッチをAIで用意する手順と、統一感の出し方

記事ごとに雰囲気がバラバラだと、サイト全体が素人くさく見えます。プロンプトの型を固定して統一感を作る方法と、商用利用で確認すべき点をまとめました。

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アイキャッチで失敗する原因は、画像の質ではありません。記事ごとに雰囲気が違うことです。

1本ずつ見れば悪くないのに、一覧で並べると統一感がなくて安っぽく見える。これは生成のたびに違うプロンプトを書いているから起きます。

先にプロンプトの「固定部分」を決める

やり方は単純で、プロンプトを固定部分と可変部分に分けるだけです。

固定部分は全記事で同じ。私が使っている形はこうです。

白背景のミニマルなイラスト。フラットデザイン、緑と灰色の2色、テキストなし、余白多め。

可変部分は記事ごとの題材。

積み重なった書類の束から一枚だけが抜き出されている図。

この2つをつなげて生成する。固定部分を変えない限り、並べたときの印象が揃います。

色を2色に絞るのが効きます。3色以上を許すと、生成のたびに配色が変わって統一感が消えます。サイトのアクセントカラーと、グレー。これだけで足りる。

テキストを入れさせない

日本語の文字を画像生成に任せると、崩れた文字が入ります。プロンプトに「テキストなし」を明記してください。

タイトルを画像に載せたいなら、生成した画像の上に後から重ねるほうが確実です。Canvaのようなツールで、テンプレートを1つ作っておけば毎回の作業は数十秒で済みます。

ツールの選び方は商用利用条件で決まる

画質の比較より、こちらのほうが実務では重要です。

Adobe Fireflyは、学習データを自社が権利を持つ素材等に限定していることを明示しており、商用利用の説明がしやすい。企業案件が絡むなら、この「説明できること」に価値があります。

Midjourneyは表現の幅が広い一方、商用利用の条件がプランごとに定められています。契約中のプランで何が許されるかを、規約の原文で確認してください。

Canvaにも画像生成が組み込まれていて、そのまま編集に移れるのが利点です。アイキャッチのように「生成して文字を載せて書き出す」という流れなら、1つのツールで完結する強みが大きい。

いずれも規約は改定されます。プランを変えたときに条件も変わることがあるので、そのタイミングで見直す癖をつけておくといい。

固有名詞をプロンプトに入れない

これは事故を防ぐための一番大事な約束です。

作家名、作品名、キャラクター名、ブランド名。この4つを入れなければ、既存の著作物に寄る確率が大きく下がります。生成できてしまうこと自体は、使ってよいことを意味しません。

日本の著作権法では、AI生成物であっても既存の著作物と類似し依拠性が認められる場合、著作権侵害となり得ると整理されています。「AIが作ったから大丈夫」は成り立ちません。

実際の運用

記事を書き終えたら、その記事の内容を一言で表す図を考えます。抽象的でいい。むしろ具体的すぎると陳腐になります。

「議事録の記事」なら、会議の写真ではなく「音声波形が文書に変わる図」。「集中できない記事」なら、人の写真ではなく「散らかった机と整った机の対比」。概念を図にするほうが、記事の中身に引っ張られず使い回しが効きます。

生成したら、サイトの記事一覧のページに並べて確認する。1枚だけ見て判断しない。一覧で浮いていないかが唯一の基準です。

ファイルの扱い

生成した画像はそのままだと重いことが多い。数MBのPNGをそのまま置くと、ページの表示が遅くなります。

幅1200px程度に縮小して、WebPなどの軽い形式に変換してから使う。この処理は自動化できるので、一度仕組みを作れば以降は意識しなくて済みます。

画像の重さは表示速度に直結します。 レンタルサーバーの速度を比較する時間があるなら、画像を圧縮したほうが効果が大きい。これは断言できます。

統一感が出た後

しばらく運用すると、固定部分を変えたくなる時が来ます。そのときは全記事分を作り直す覚悟が要ります。 途中から変えると、新旧が混在してかえって統一感が落ちる。

だから最初の固定部分は、少し地味かなと思うくらいで決めておくほうがいい。派手なものは飽きます。100本並んだときに耐えられるかで選んでください。

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