増えすぎたAIツールの契約を整理する
気づくと月1万円を超えている、というのはよくある話です。使っていない契約の洗い出し方と、統合できる用途の見つけ方、解約前に確認することを書きます。
PR: この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。リンク経由で商品・サービスが購入された場合、運営者が紹介料を受け取ることがあります。順位や評価は紹介料の有無によって操作していません。
新しいツールが出るたびに試して、そのまま契約が残る。私も一度、月額の合計を数えて手が止まったことがあります。
1つ2つなら気にならない金額でも、5つ6つ重なると年間で10万円を超えます。定期的に整理する仕組みを持っておいたほうがいい。
まず、全部を書き出す
記憶で数えないでください。必ず漏れます。
クレジットカードの明細を12か月分見て、毎月引き落とされているものを全部書き出します。年払いのものは12か月分を遡らないと出てこないので、1年分見るのが確実です。
書き出す項目は、サービス名、金額、支払い周期、最後に使った日。
最後の項目が重要です。ここで「思い出せない」ものが、整理の対象になります。
判断は3つに分ける
書き出した一覧を、次のどれかに振り分けます。
毎週使っている。 残します。金額の話ではなく、使っているなら価値が出ています。
月に1回程度。 ここが判断のしどころです。年額と、その用途を他で代替できるかを比べます。
思い出せない。 解約します。迷う必要がありません。使っていないものは、いつか使うかもしれないという理由で持ち続けても、たいてい使いません。
統合できる用途を探す
整理の本体はここです。同じことができるツールを複数契約しているケースが、かなりの割合であります。
文章の生成はChatGPTでもClaudeでもできます。両方に月20ドル払っているなら、どちらかに寄せられないかを考える。
画像生成がCanvaにも専用ツールにも入っているなら、用途によっては片方で足りるかもしれません。
Notionのような多機能ツールは、メモ、タスク管理、簡易データベースを兼ねられます。別々に契約しているものが吸収できることがある。
「機能が少し足りない」より「契約が減る」ほうが、実際の満足度は高いことが多い。管理する対象が減るからです。
解約する前に確認すること
勢いで解約すると困ることがあります。
データを取り出せるか。 中に溜めたメモや履歴が、解約後に消えることがあります。書き出しの機能があるうちに落としておく。
次の請求日。 年払いの途中で解約しても返金されないことが多い。使える期間が残っているなら、その終わりまで使ってから解約するほうが無駄がありません。
再契約時の条件。 一度解約すると、初回割引が適用されない場合があります。数か月後に戻る可能性があるなら、下位プランへの変更で済ませる手もある。
チームで使っていないか。 自分だけの契約のつもりが、他の人が参照していることがあります。共有しているものは声をかけてから。
年に2回、日を決めてやる
思い立ったときにやると続きません。私は日を決めています。
年払いの契約が集中する時期の少し前に1回、半年後にもう1回。カレンダーに繰り返しの予定として入れておく。所要時間は30分程度です。
このとき、前回の一覧と比べると増減が見えます。半年で3つ増えていたら、増やしすぎのサインです。
契約する前にできること
そもそも増やさない工夫もあります。
無料枠で足りるかを先に試す。試すときに解約予定日をカレンダーに入れておく。これは効きます。無料期間が終わる前に判断する強制力になる。
年払いに飛びつかない。割引は魅力的ですが、1か月使ってみないと合うかどうか分かりません。月払いで2か月使ってから年払いに切り替えても、損失は数千円で済みます。
経費として計上している場合
事業で使っているなら、整理は節税の話でもあります。使っていないものに払い続けている支出は、経費であっても単純な損です。
一方で、削りすぎて仕事が遅くなるなら本末転倒でもあります。月20ドルのツールが月1時間を浮かせているなら、それは十分に元が取れている。
判断の基準は、金額ではなくそれがなくなったときに困るかどうかです。困らないものだけ切る。困るものは、値段が高くても残す。
各サービスの料金・プラン・解約条件は変更されます。手続きの前に公式サイトで最新の内容をご確認ください。
本記事は公開時点で確認できる公開情報をもとに構成しています。料金・仕様は変更される場合があるため、契約前に必ず各サービスの公式サイトで最新の内容をご確認ください。